恋愛は組体操

以前から議論されている、運動会での組体操問題。その危険性について、国連の「子どもの権利条約」委員会が、傷害などからの保護を定めた同条約に違反しているとの指摘を受け、今月始まる対日審査で審査対象とすることが12日分かった。

日本の人権団体「ヒューマンライツ・ナウ」が、人間ピラミッドなどの組み体操は「極めて危険で重大な事故も起きているのに、日本政府は子どもを守る方策を十分に講じてこなかった」とする報告書を提出し、委員会が受理した。報告書は組み体操の実施見直しを日本政府に勧告するよう委員会に求めている。

『リスクと選択肢は比例する』

この種目は危険、タワーは3段まで、ピラミッドは2段まで、など。当たり前だが、リスクを減らすと選択肢が減るのである。
また、妻が教員のため、さまざまな教員友達や保護者からの話を聞くがほぼ全員「迫力がなくなった」「つまらなくなった」などと口にする。

『リスクを減らすと、楽しさも減る』

これはどんなことにも言えると思うが、もちろん恋愛においても当てはまる。
「こういう人がタイプ」という項目が多く、交際相手に対してリスクを負わない人ほど、つまらなそうな恋愛をしていないだろうか。

『フラれたときこそ、〇〇と付き合ってみる」

フラれたとき、次の恋人に求める条件が増える人がいるが、将来の可能性や選択肢が狭まってしまう。フラれたときこそ、どうでもいい相手と付き合ってみるのがいい。とりあえず近くにいる人、仲良い友人とか。
「自分を好きになってくれる人が理想の相手」などと言っている人は、楽しみしかない。

最終的には、質より量。
質を追求して打席が少なく、無駄なボール球に手を出すよりも、打数を増やすことで、何回も空振りするがホームランを打てたほうが人生勝ち組だ。

人生はネタ作り。
たまには破天荒なことをして、自分の選択肢、可能性、人生の楽しみを広げてみてはどうだろうか。